元宵節

春節から15日の今日は、元宵節といって、お正月が終わる区切りの日です。
日本で言う小正月かな。
伝統的には、家族団らんして『元宵(げんしょう)』というお団子を食べるのですが、その由来について(各種説がありますが、その一つ)。


むかーしむかし(漢とかその辺の時代)、東方朔という名の大臣が梅林を散策していると、井戸に身を投げようとする女官がいます。
訳を聞いてみると、彼女は『元宵』という名前の女官で、宮廷に入った以上里帰りすることもままならず、毎日ホームシックで泣いてばかり、いっそ井戸に身を投げようとしたんだとか。
そこで東方朔は家族に会える方法を考えようと女官を思いとどまらせました。

東方朔は易者に扮して町に出て、占う人毎に火難の相があると告げ、都に大きな火災があることを匂わせます。
また、元宵も火の神に扮して、天帝が大火が見たいと希望しているから15日に都中に火を放って見物する、というお告げをします。

皇帝が困って東方朔に相談すると、次のような対策を言いました。
火の神は『湯円』(お団子)が好きだそうだから、それを作るのが得意な『元宵』という女官に作らせ奉じましょう。
また、当日は都中に提燈や灯篭、松明を灯し、花火をあげて、爆竹を鳴らして、大火のように見せかけ天帝を欺きましょう。
都の外の者達も集めて大騒ぎをしましょう。

で、当日。
都の外に住んでいた『元宵』の両親と妹がやってきて、無事再会。
『元宵』が作っていたお団子を『元宵』と言うようになったとか。
めでたしめでたし。


以上、提燈を灯す由来と、お団子を食べる由来と、家族が集まる由来が入ってます。
もともとは『元宵』と『湯円』の違いを調べてたんですけどね。
それはちょっと曖昧なまま。

というのも、この二つ、材料は餅粉と餡で同じなのですが、作り方が違うんです。
湯円は、お餅を作っておいて、それで餡を包むのに対し、元宵は、餡を笊の上で転がしながら餅粉をまとわせて作るんです。

まぁ・・・ぼた餅とおはぎみたいなものでしょうかね。
材料も同じだし、見た目もほとんど変わらない、食べる時期によって呼び名が変わるという。
(粒あんとこしあんの違いもあるけど)
ちなみに、元宵は元宵節に、湯円は冬至に食べます。

画像


元宵節が近づくと、お店の前でこうした実演販売を見かけます。
画像は、地域のイベントで職人さんを呼んだ時のもので、見物者に体験させてくれたりしました。
この笊が結構大きくて、重くて、大変でした。
ある程度餡に餅粉をまぶしたら、水につけて再度転がして、てのを数回繰り返していくので、元宵は餅部分がバームクーヘンみたいに層状になっている・・・はずですが、茹でて調理した後だとくっついちゃって分かんないです。
でも、湯円ほどもっちりしてない気もする。箸で切れやすいと言うか。

餡は、甘いものだとゴマやピーナツ、小豆など、しょっぱい系統だと、肉まんの中身みたいなのが入ってます。
変り種で、チーズとかチョコレート、カスタードクリームなんてのも最近はあるみたい。
スーパーの冷凍食品コーナーで1年中売ってます。(湯円として)
お鍋に入れたりもするしね。
湯円は核になるものが必要ないので、餡の入っていない、白玉団子みたいなのもあります。

食べ方は、茹でて、そのまま食べるとか、別にスープを作っておいた中に入れるとか。
下のは、お肉入りので、お雑煮風に作ってみました。

画像

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この記事へのコメント

凛花
2016年03月25日 15:24
台湾地震のときに、大丈夫かなと思いコメントしようとしたのですが、ご報告で安心してしまい、ついコメントしそびれました^^;
相方もその日急遽の台湾出張中で、まさに移動中に地震に遭ったようです。というのをかなり後になって知り、唖然としましたが(--;

東方朔、能の作品にありましたよね。

まだ当分そちらですかっ?(^^
kelly
2016年03月27日 12:38
凛花さん♪
ご無沙汰してます~。コメントありがとうございます。
出張中に地震に遭われていたとは。そういうのって、後で知ると、無事帰って来ているのに、妙に心がざわつきますよね。

東方朔、どうりで見たことある名前だと思ってました。能も随分ご無沙汰してしまって。一時帰国してもなかなかお舞台へ足を運べず。トホホ。

うーん、もう数年はこちらにいとうと思います。状況次第ですが。

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