青黛膏

青黛膏は、青黛(セイタイ)という生薬を主成分にして作った軟膏です。
タデ科のアイという植物の葉っぱから作られた粉末が青黛。
アイて、藍染めの藍ですので、青黛も当然そんな色をしています。
ちなみに、同じ植物の根っこは、板藍根(バンランコン)という、これも生薬の一つ。

どちらも清熱解毒作用があって、板藍根はかつてのSARSにも効果があったと言われています。
私の知っている中医の病院で出している青黛膏には2種類あって、何が違うかというと、一つは薬効成分として青黛のみ、もう一つは他の生薬も配合されているもの。
でも、同じ容量なのに前者の方が値段が倍ぐらいするんです。
どうしてだろうと聞いてみたら、青黛が高いから、と。
確かに、製法がなかなか複雑ですからね。
植物自体も貴重ですし。
実際、板藍根もここ数年価格高騰してるとか。

画像


写真で見ると、黒っぽいですが、実物も黒っぽいです。
青みがかった黒という感じ。
生薬の軟膏だと、どうしてもゴマ油を基材に用いてるイメージがあるけれど、これはワセリン、蜜蝋、オリーブオイルなので、匂いも特になし。

青黛は作るのが難しいけれど、青黛膏は簡単らしいです。
まぁ、混ぜるだけなんでしょうね。
あとは、価格や効果の兼ね合いで、違う生薬を入れたりしてオリジナルのが作れる、とも。

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