中医で人気のジャンル

先日、イギリスで中医のクリニックを開いている人と会食する機会がありました。
イギリスで(あるいは、世界で)どのジャンルが一番需要があると思う?という話。

中医は厳密には何でも見られるオールラウンダーではあるけれども、やっぱり医師によって得意不得意はあるから、内科(更に分けるなら、消化器、呼吸器、循環器系など)、皮膚科、婦人科、小児科、鍼灸、整骨などに分けることもできる。
または、疾患別に、例えば癌、胃潰瘍、喘息、アトピー、アレルギー性鼻炎など、どういった患者さんが中医に来るか。

さて、何だと思いますか?

その方の経験だと、美容系が第一位。
ダイエットやしわ取りなどね。

で、その次が不妊。
でもその人は不妊治療はあまり好きでは無いので、別に人に患者さんを回してしまうのだとか。
不得手だとか、自信が無いわけではなく、妊娠という形でしか結果が得られないから。
不妊の患者さんの原因は様々で、基礎疾患があったり、ストレスや不眠など生活リズムが崩れていることも多い。
けれど、患者さんにとっての目的は妊娠のみだから、そういった問題を無視しがちで、体調が良くなったことだけでは治療効果を認めてくれないから、と。

その人曰く、健康な状態をゼロとすると、病気はマイナスになるということだから、ゼロにするために治療をする。
足りないものを補うための、必要不可欠なものなので、保険などがあるのも当然。
美容や子供は、人生をより豊かにする為のもので、プラス方向。
あっても無くても良いものだけれど、欲しい人だけが来るので、そういったジャンルは儲かるのだ、とも。

イギリスでは中医は保険外の完全自費診療だから、贅沢品の一つと考えると、こういう考え方も納得。

日本は微妙だよね。
医師が漢方を扱い、鍼治療も医師の同意書が必要というような状態だから、自費であっても、美容や不妊治療での利用はしにくいよね。

画像


画像は、煎じ薬の処方箋と、それを持って中薬局行って買ってきたもの。
病院で見てもらって、処方箋書いてもらったの。
煎じ薬は自費だから、病院で出してもらうより中薬局の方が安かったりする。

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