快速スクリーニングキットが19日で完成!!(新型コロナウイルスに関する台湾の対応6)

台湾の中央研究院 (Academia Sinica) が新型コロナウイルスの快速スクリーニングキットの開発に成功したというニュースが!
抗体反応を利用した簡便かつ迅速検査で、検査時間は15分。

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今の検査で用いられているPCR法は遺伝子を増幅して検出するもの。
検体の精製やPCRに時間がかかるんだよね。
これまでも中国や製薬メーカーがスクリーニングキットを開発したと言われていたけど(そして日本に寄付して活用されない事を批判されていたけれど)、おそらく精製段階の処理を簡便にしたり、PCRの試薬を小分けしたものってだけじゃないのかな?

例えるならカレーの材料、ジャガイモ・ニンジン・玉ねぎ・お肉が分量分カットされてセットにされてるという感じ。
切る手間は省けるけど煮込む時間は変わらないよね。

PCRは3種類の温度を一定数繰り返すんだけど、その温度を変えていくのが時間かかるんだよね。
素早く温度を変化させて、安定させなきゃいけない。
通常の装置はサンプルをセットする台が一つで、その温度を上下させるんだけど、温度の違う台が3つ用意してあってサンプルが移動する方式の装置もある。
後者の方がやや時間が短縮されてたかな?

私の知識はもう10年以上前なので、今はもっと効率のいい装置があるのかもしれないけど。
実際今回の新型コロナ関連で、20分で検出できるポータブルタイプのPCR装置も開発されてるし。
もっともセットできるのが一度に4つとか8つとかなので、従来の96タイプとトータルの時間は変わらないという……。

今回の台湾の中央研究院の開発したのはPCR法ではなく、抗体を使うもの。
インフルエンザや妊娠検査薬のように、抗体をしみこませたキットに検体を振りかけると抗原抗体反応で線が浮き出るというようになってる。
なんでも保管してある46株の抗体コレクションの中から、新型コロナウイルスに特異的な反応を示す抗体が1株見つかったとの事。
それから特許技術で抗体を量産していると。
だから19日で運用可能なところまで持って行けたんですね。

これから衛生福利部(日本の厚労省に相当)の許可を得て、3-4か月以内に量産体制が目標だそう。

検査精度、つまり感度(感染している人を陽性と判定)、特異度(感染してない人を陰性と判定)、偽陽性(感染してないのに陽性と判定)、偽陰性(感染しているのに陰性と判定)のチェックなんかはこれからなんだろうね。

いずれにせよ、短期間ですごい。

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