台湾とWHOの関係 (新型コロナに対する台湾の対応12)

台湾が今回の感染症に対してこれほど感染コントロール出来てるのは、WHOに加入していないからではないかって言われてるの、皮肉なものですね。
ご存知の方も多いかと思いますが、台湾はWHOに加盟していません。
中国が邪魔をして加盟させてくれないんです。
国連についても同様。

そのためか、最初の頃は日本にいる人から、
「WHOから情報得られなくて大丈夫?」
「政府が情報隠蔽とかしてない?」
と心配されたこともあったのに。

実際、2003年のSARSの時は国際的に何の支援も得られず台湾は深刻な被害を受けました。
感染者数も、経済的にも。
その教訓を得て、政府も病院も感染症への対策を整えてきたので、今回の新型コロナの抑制に繋がっているんです。

中国への忖度がない分、早めに入国制限できてたし。
SARS以降、てマスクや手洗いといった衛生習慣も(欧米よりは)民間に根付いているし。
大統領制だし軍隊もあるから、いざとなったら強制権発動できるし、隔離や罰金の細かな制度が決まるのもスピーディー。
一歩間違えれば独裁政治になりかねないけど、台湾の人たちは政治に関心があって選挙の投票率も高いから、政治家も下手な事は出来ない。(それでも賄賂とかあるけど)

実は台湾は1987年まで戒厳令下にありました。
戒厳令が解除されてからまだ32年。
今でも年に1回、万安演習という軍が実施する防空演習があります。
空襲を想定して30分間屋内退避する、いわゆる避難訓練。
事前に日時が告知され、当日時間になるとサイレンが鳴り、携帯にも通知が届きます。
一般の通行人は近くの建物の中に入り、一般車両・バス・タクシーは路上で停止。
走って良いのは、救急車両と高速道路の上の車のみだったっけな(インターから降りたらそこで停止)。
サイレンが鳴るとそれまで賑やかだった街から一瞬で人気が無くなり、あちこちに監視の警官が立ち、なかなか物々しい雰囲気です。


とまぁ、台湾の人はこういうのもあって、非常事態がどういう事かというのを理解してるんだろうなと思います。

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