三伏貼

夏の初め頃、中医のクリニックには『三伏貼』の案内が張り出される。
台湾ではメジャーな治療方法なんだけど、日本じゃほとんど知られてないよね。

中国語の発音では、『サンフーティエ』。
日本語だと・・・サンブクチョウ??
『三伏』というのは、暦上の初伏・中伏・末伏という3つの日。
今年2012年で言えば、7月18日、28日、8月7日がそれぞれの日に相当。
この時期は夏真っ盛り、この暑さ(温熱)を利用して冬の病気(寒病)を治そう、という治療法。
いわゆる『冬病夏治』というやつ。

冬の病気とは、寒さで症状がひどくなるものや、体質的な冷えと関係しているもの。
具体的には、喘息等呼吸器系の病気、アレルギー性鼻炎、腰痛・関節痛、風邪をひき易いなどの虚弱体質や手足の冷えなど。
方法は、上にあげた三伏の日に、辛温性の生薬(延胡索、細辛、甘遂など)を粉末にしたものを、お湯で練って丸薬状にし、経穴上(風門、肺兪など)に貼るだけ。
大人は6時間、子供は4時間。(もし肌に痒みや水泡など異常を感じたら、すぐ外すこと)
中医師の診察の元、患者に合うように生薬を処方し、経穴も適するものを選ぶのが本当。

なんだけど、知り合いの中医師に頼んで、少し貰ってきた。
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私自身は「寒」の病気は無いんだけれども・・・埃アレルギーくらいか?いや、ちょっと冷え症かも?と無理やり理由をつけて試してみようと。

・・・思っていたのに、風邪を引いてしまった。

この治療法、外用で簡単だし、もし異常を感じても外してしまえば問題ないから、子供からお年寄りまで使える比較的安全な治療法なんだけれど、注意点が一つ。
「温」を取り込むだけに、発熱や炎症があるときにはNGなんだよねぇ。
他にも、高血圧とか肥満症とか、熱と関係した病気・体質の人にも向かない。

というわけで、初伏を逃し、中伏になっても、まだ鼻がぐずぐずし、今日に至るんだけど。
このままじゃ末伏も忘れてしまいそうなので、ちょっと日がずれてるけど(前後3日ならいいし)、母を巻き込んでやってみた。(実験ともいう)

生薬粉末のにおいはあまり無い。(慣れて麻痺してるだけかも)
少量のお湯で溶いて、丸薬に。

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経穴の上に置いて、テープで固定。
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貼っている間は、なんとなーく、その部分がチリチリ・スースーする感じで、熱感はない。
ちょっと痒いのは、薬のせいか、テープのせいか??(痒みは、しばらくしたら治まった。)

6時間後、薬を取り除くと、皮膚がほんの少し赤くなっていて、薬は若干乾燥していた。

さて、効果のほどはいかに??
・・・って、冬にならないと分からないんだよねぇ。

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